【Premiere Pro独学2日目】画像を画面サイズに合わせる方法
【Adobe Premiere Pro初心者】 「フレームサイズに合わせる」
静止画をタイムラインに挿入すると勝手に拡大される問題点について
Premiere Proを勉強し始めたばかりの、
超初心者の備忘録です。
動画のディレクション
(絵コンテやシナリオを書いて制作プロダクションにおまかせする)は経験ありですが、
Premiere Proを触ったことは全くない超初心者です。
この備忘録が、私と同じくPremiere Pro初心者の方にお役に立てれば幸いです。
画像・イラスト・図形(静止画)を
画面サイズ(フレームサイズ)に合わせて入れる方法
についてです。
イラストや画像を背景にしたいときは、
自動で動画のサイズに合わせて配置したいですよね。
そんな基礎中の基礎の作業ですが、
やってみたら、疑問だらけでした。
調べてみたので、皆さんにも共有したいと思います。
気になる箇所だけ見ることもできます。
目次から、気になる箇所をクリックまたはタップしてください。
制作したイラストや図形をPremiere Proに挿入する
今回は下記のとおり、
縦長1080px✕1920pxのショート動画に、
Illustratorで作ったこちらの山のイラストを配置します。
やり方は、以下の通りです。
各ステップに飛べるので、
気になる項目をクリック(タップ)してください。
Step1 イラストを縦長ショート動画と同じサイズで制作する
Illustratorの場合は
変形パネルで数値を入れれば
イラストのサイズを
幅1080px 高さ1920pxに
指定することができます。
上の部分は透明にしたいので
透明ありのpngで書き出します。
Step2 Premiere Proのプロジェクトに読み込んでタイムラインに入れる
制作したpngをPremiere Proのプロジェクトに読み込みます。
ファイル>読み込み>読み込みたいファイルを指定
(ドラックしてプロジェクトに直接入れてもOKです)
読み込んだデータをタイムラインに入れて、クリップに挿入します。
これで準備完了です。
と、その前に疑問点が発生しました!
プログラムモニターを見たら、山のイラストが大きくなっている!
早速確認してみたところ、
エフェクトコントロールパネルの数値は以下の通り。
誤って拡大してしまったわけではなく、100%(原寸)のようです。
クリップの大きさはエフェクトコントロールで
確認できます。
間違えたのかな?もう一度ファイルサイズを確認してみよう。
ファイルサイズの確認のやりかたは、
プロジェクトパネル>
プロジェクトファイル>
右クリック>
プロパティ
から確認できます。
プロパティで確認したところ、
画像のサイズが
2250✕4000になっていました
やっぱり、ファイルサイズ自体がいつのまにか大きくなってる!!!!!
もちろんpngファイルサイズはIllustratorで調べた結果、
1080✕1920のままでした。
これは納得できないので、調べたところ、
下記のAdobe communityに似た現象があげられていました。
Adobe Communityより参照
Step3 フレームのサイズに合わせる
では、早速フレームサイズに合わせてみましょう。
合わせる方法は、以下のとおりです。
タイムラインパネル>
クリップ>右クリック>
コンテキストメニュー
>フレームサイズに合わせる
「フレームサイズに合わせる」と
「フレームサイズに合わせてスケール」の
2種類ありました。
どちらを選んでも、
イラストの見た目は同じ結果で、
イラストはこんな感じで
ジャストサイズでフレームに
配置されました。
両者の違いは何でしょうか?
下記のとおり、違いはエフェクトコントロールにありました。
左(上)がフレームサイズに合わせる
右(下)がフレームサイズに合わせてスケールの
エフェクトコントロールパネルです。
「フレームサイズ合わせる」を選ぶとスケールは100%になり、
「フレームサイズに合わせてスケール」を選ぶとスケールは48%に。
どういうことが調べてみると、
答えはまたAdobe communityにありました。
Adobe communityより
「フレームサイズに合わせる」の場合は
フルサイズが100%になるので、大きさを調整しやすくなります。
大きさを変えたり動かしたいときは100%から始めたほうが計算し易いと思います。
ですが「フレームサイズに合わせる」は解像度を保持しないということなので、
それはかなり注意が必要です。
「フレームサイズに合わせる」と「フレームサイズに合わせてスケール」の違い
フレームサイズに合わせる | フレームサイズに合わせてスケール | |
---|---|---|
スケール | 100% | フレームに合わせて拡縮する |
解像度 | フレームに合わせて拡縮する | 元の素材の解像度を保持 |
読み込み後に大きさを拡大したい場合は、
画質が粗くならないようにフレームサイズに合わせてスケールを選んだほうが良さそうです。
最初から大きさが48%って、なんかややこしいけど、まあ仕方ない。
ここから下は使ってみた所感です。読みたくない方はスルーでお願いします。
というよりそもそも論ですが、
皆さんはどうでしょうか?
110%拡大とか85%縮小とかっていうアレ、やりにくくないですか?
例えばフォントのサイズ変更をする際に、
%で拡縮する人はあまりいないと思います。
ptやQ数を入れてサイズ変更しますよね。
それと同じく背景のイラストや図形なども、
幅や高さの数値を入れて変更していくと思います。
イラレの変形みたいに数値(px)を入れて設定したいなあ。
イラレの場合は、大きさを変える手段はいくつもあり、
パスのオフセットなども使えます。
几帳面なので、イラレが恋しい笑
が、やはりpxでサイズを指定するパネルはありませんでした。
課題の振り返り(まとめ)
課題の振り返りCheck List
静止画を画面サイズに合わせて入れる方法
読み込み|プロジェクト読み込んでタイムラインへ入れればOK
バグ?|静止画を挿入すると勝手にファイルサイズが変わるらしい
対応策|A.フレームサイズに合わせる B.フレームサイズに合わせてスケール
Aの場合|フルサイズで100%に(縮小)するが、解像度も同時に小さくなる
Bの場合|解像度は保持 スケールが縮小されるので、リサイズがやりにくい
スケール|リサイズはエフェクトコントロールのスケールで設定する
スケール|リサイズは拡大・縮小(%)のみ
以上が、今回の振り返りです。
慣れないことだらけのPremiere Proですが、
ステップアップを目指して引き続き動画編集にチャレンジしていこうと思います!
最後まで読んでいただいてありがとうございました♪
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