【Adobe Illustrator】パターンスウォッチがうまくできない時の対処法
Adobe Illustrator 2023
Adobe Illustrator パターンスウォッチの具体的な失敗例を元に解決方法をご紹介します
| 項目 | 評価 |
|---|---|
| この記事をおすすめする人 | 全Illustratorユーザー |
| 難易度 |
パターンスウォッチがおかしいとき
スウォッチを作ろうとしたら、こんな風になって困ったことはありませんか?
ピンクと青のパターンをスウォッチに入れたのに、ピンクの方は白い余白ができています。

こんな経験があって困っていた方、ぜひご覧ください。
目次から気になるところだけチェックしてください。
[失敗例1]パターンに白い余白がある
一見すると同じに見えるピンクと青。

(明らかにおかしいですが)ピンクのスウォッチと青のスウォッチを適応させてみたのが、こちらです。

やはり、ピンクのほうはあきらかにおかしいです。
原因を調べてみたところ、このピンクと青のストライプパターンは同じものに見えますが、そもそも作り方が違いました。
ピンクの方はクリッピングマスクで作ったオブジェクトを、スウォッチにそのまま入れていました。
[余白ができたときの対策]パスファインダーで切り抜き

余白の原因はこのクリッピングマスクです。早速、クリッピングマスクを解除しましょう。
解除はオブジェクトを選択→右クリック→クリッピングマスクを解除です。

解除すると、見えなかったストライプのオブジェクトが表示されます。
この隠れていた余分なオブジェクトが余白の正体です。早速削除しましょう。

クリッピングマスクを解除したら正方形のパスだけを選択し、最前面へ移動します。
こんな感じです。

オブジェクトを全選択したらパスファインダー>切り抜きを選択し、正方形で切り抜きます。

正方形の形に切り抜いたオブジェクトを、そのままスウォッチにドラッグします。

余白のないスウォッチになりました。これで解決です。
支給データなどでこういうことが起きがちなので、チェックしてから作業しましょう。

[失敗例2]パターンを適応したら白い枠ができてしまった
次にこちらの失敗例です。
おなじに見える赤い2つのパターンですが、②のパターンは白い枠が格子柄のようにできてしまいました。

[白い格子枠ができたときの対策]パスを確認する
この白枠の原因はパターンのパスの問題です。⌘+Yでオブジェクトを見るとこんな違いがありました。

①の方は二重線になっています。
両方のオブジェクトのサイズを確認すると、①のほうはサイズが端数になっていました。
よく見ると正方形(塗り・線ともになし)のオブジェクトがあり、そのサイズが端数だったようです。
このパスを削除したら解決しました。

パスを確認してずれていたり、不要なパスが重なっていないかを確認しましょう。
無駄なパスがなかったとしても、サイズが端数の場合は整数にしましょう。
[おまけ1]スウォッチもピクセル数を整数にしよう
スウォッチのサイズが小数点のある端数だと、コーディング時にずれてしまうことがあります。
念のため整数にしておきましょう。変形パネルでサイズを確認できます。

[おまけ2]ストライプパターンの作り方
ストライプパターンの他の作り方もご紹介しておきます。

①まず正方形を用意します。(数値は任意。今回は300px/300px)

②オブジェクトを選択したまま、メニューバー>オブジェクト>パス>グリットに分割を選択します。

③次に正方形を2等分します。行の場合は縦、列の場合は横に2等分することになりますが、どちらでも問題ないので数を2,間隔を0にします。

④半分のうち片方だけ色を変えます。

⑤濃淡2色のオブジェクトをスウォッチへドラッグします。
これで完成です。パターンを適応させると、こんな感じ。

⑥適応するとこのような状態になります。あとは、大きさと角度を調整していきましょう。

⑦まず大きさを調整します。その際の注意点は、縦横比を固定をチェック、オブジェクトの変形のチェクを外す。ようにしてください。

他にもドットパターンなどの作り方をいくつかご紹介しています。
まとめ
パターンの不具合は、意外とどうしたら良いの?って思う方もいるかなと思って記事にしました。
支給データやフリー素材などでよくありがちです。気をつけてください。
最後までご覧いただき、ありがとうございました🐾



